ライカ M4
M4は1967年6月にM2の改良発展型として発表され、1975年まで59,441台が生産された。黒塗り仕上げのM4は、その内4,890台ありその温かみに人気があった。本機は1969年に製造された1台で1980年代の終わりごろ入手した。すでに相当酷使されており塗装はハゲハゲ、シャターボタンもメッキが剥離していた。当初ファインダーもきれいで調子も良好だったが、だんだんスローが不安定となってしまい、次第に使用頻度は少なくなった。オーバーホールに出せばもとに戻ると思うがメンテ費用はかなりの額となりそう。いま思案中。 レンズは4群6枚構成のズミクロン35o f2.0で1969年製。 この時期のズミクロンはカナダ製が多いが、このレンズはウエッラーの刻印がある。 |